「”ぎょう”なんて、本当に言って、いいんですか?」

”ぎょう”なんて、本当に言って、いいんですか?
こんにちは、いかがお過ごしでしょうか、チーズ飲み屋Rokkaです。
あまり機会は多くはありませんが、たまに県外から営業電話がかかってきたりします。
「そちらは、チュウキョウクのRokkaですか?」と。
”中京区”と書いて”なかぎょうく”と発音するのですが、これが県外の方は、”チュウキョウク”と発音されるので、すぐにソレと分かります。
それで思ったんです、”本当に中京区は、なかぎょうく、なのか”と。
調べていないので、はっきりした事は言えませんが、”京”の字を”ぎょう”と濁って発音する言葉って他には存在しないのではないか。
という事は、”なかきょうく”の方が正しい発音なのではないか、と。
さすがに、”中”を音読みすることはちょっと考えられないので、”なか”のままで良いとは思うのですが。
みたいな事を、ぼんやりと考えていると、お客様が教えてくださいました。
「もともと、京都には、上京区と下京区しかなかったんだよ」と。
これは衝撃でした、知りませんでした。
調べてみると、たしかに中京区が生まれたのは、なんと昭和に入ってからでした。
京都府に上京区と下京区という行政区分ができたのが、明治12年、これら二つが合わさって京都市が生まれたのが、明治22年なんだそうです。
で、この上京、下京という言葉の由来になったのは、平安京の時代。
当時は、朱雀通り(千本通)をメイン・ストリートに、東側の左京を中国の長安城を模し、西側の右京を洛陽城に模したそうです。
西側の右京は湿地であったため、居住には向かず、しだいに衰退し、東側の左京に人が集まるようになったそうです。
この左京が洛陽城を模していたことから、京都に来ることを入洛と言うんだそうです。
左京に集中した人口は、やがて南北に広がってゆき、二条通りを境にして、北を”上辺(かみのわたり)”南を”下辺(しものわたり)”と呼ぶようになりました。
中世の頃(15世紀くらい)になると、これらは”上京”、”下京”と呼ぶようになったそうです。
ということが、京都市役所のホームページに書かれてありました。
ただ、この”上京”、”下京”の文字は見えるのですが、その読み方については書かれてありませんでした。
”上辺”が訓読みで”かみのわたり”なら”上京”も訓読みで”かみのみやこ”だったのかもしれません。
だって、”京”の文字を濁音で読むって、少し違和感を覚えませんか、どうですか?
Rokka ロッカ京都 チーズとワインとヴェルモット
※写真は、本文とは関係ありません、ありませんが、平安の世から鹿は神様の使いだったらしいです。
※まことに勝手ながら、2月12日(火)はお休みさせていただきます。また、2月17日(日)は京都マラソンの交通規制のため、オープンが遅れます、たぶん、18時にはオープンできるかと思います。ちなみに、スタートの西京極は、”京の西の際(極)”という意味みたいですね、ちなみに東京極は寺町通、北京極は一条通り、南京極は九条通りだったようです。なので、寺町通より、さらに東に作られたから新京極通り。