それ良さげ、パパを口説いて、ハタチ酒。

それ良さげ、パパを口説いて、ハタチ酒。
 
こんにちは、いかがお過ごしでしょうか、
チーズ飲み屋Rokkaです。
 
何が正解なのか、
うまく分かりませんでした。
 
こういう場所ですから、
よく聞かれる質問なのですが、
”おすすめのレストラン”や、
”おすすめのバー”。
 
もちろん、お答えさせていただきます、
私の大好きな場所、たくさん
ありますから。
 
ところがどっこい、その晩は
いつもと少し勝手が違いました。
 
二十歳の女性が、単身、
当店のような、入りにくくて
有名な店に来店していただいて、
その上、
 
「どこか、おすすめの
バーはありますか?
一人でも大丈夫なお店が良い
んですけど。」
 
なんて言われてしまうと、
こちらがドギマギしてしまいます。
 
うら若き女性が、一人でも行けるお店、
と考えると、やはり女性のスタッフが
いるお店のほうが安心なのかしら?
 
いや、むしろ、男前がいたほうが
良いのでは?
 
内輪で盛り上がっているような
お店よりも、シックな雰囲気が
良いのか?
 
それとも、ポップに飲みたいのか、
いやいや待てよ、だったら、一人で
飲みたい、なんて言わないのでは。
 
などと考えを巡らせていました。
 
案1)
女性のお一人様が多いお店に行き、
そこで年上の女性をナンパし、
そして、その方に連れていってもらう。
→ナンパをしなければいけない、
 という点が難問。
 
案2)
当店に来ていただいている
男性のお客様にお願いして、
連れていってもらう。
→誰かいたっけなぁ、
 悪さをしないダンディ。
 
案3)
私がご案内する。
→午前2時までお待たせ
 しても良いのか。
 
私が二十歳の時、とてもぢゃ
ないですが、一人で飲みに、
しかも、できるだけ、
オーセンティックなお店に
行きたい、だなんて思った
こともなかったように
思います。
 
たいてい、友人たち、3人とか
グループで行動して、そして、
ようやくバーの扉を開ける
ことができました。
 
それなのに、二十歳で、やすやすと
それをやってのけようと言う
のです、素晴らしい。
 
その素晴らしさに、なんとか
お答えしたかったのですが、
かなしい事に何の妙案も
浮かびませんでした。
 
ほかのお店の皆さんは、
どうして対応してるんだろう、
気になる。
 
私から見たら、その女性よりも
彼女のご両親のほうが年齢が
近いのにな。
 
そして、はっとしました。
 
「ところで、お父様はお酒を
飲まれる方ですか?」
 
「はい、好きですよ、お酒」
 
「お父様に連れていってもらったら
どうですか?甘えやすいし、安心
だし、そして、何より、お父様が
喜ぶと思いますよ。」
 
会心の一撃たる回答が導き
出せたと思いました。
 
いや、ケムに巻いただけか。
 
Rokka ロッカ
京都 チーズとワインとヴェルモット
 
※写真は本文とは関係ありません、
ありませんが、グロリサーオという
百合の一種で、英語では、
”ファイヤ・リリー”と言うんだそう、
ハタチの炎ですね、どうですかね?